【第27回 輝く女性インタビュー 大野 恵さん】

今回は、5月から横浜ランチ会を主催してくださることになった、きぎょう塾4期の卒業生大野恵さんです。大野さんは不動産の賃貸オーナー、大家さんという働き方を試行錯誤しながら確立されてきた方。協会に寄せられる不動産関連のご相談にも、親切丁寧に答えてくださっています。

●協会に入ったきっかけから教えてもらえますか?
離婚後、いくつかの母子団体などを見ていました。ネット検索している中で協会を見つけて「自分が変わるきっかけが、ここにあるかもしれない」って飛び込みました。
行動力だけはあるんです(笑)
その頃は、最後に正社員で勤務していた不動産業者で心身ともに疲労していて、
・自分を必要としてもらえる場所がない。
・自分に何ができるかわからない。
・自分にまったく自信がない。でも、人からは自信がありそうに見え見た目倒し。
・面倒くさがり屋でいつも中途半端。
・通勤や人混みが苦手で、満員電車などでは具合が悪くなる。
・体力とメンタルが弱いので何かあると落ちてしまう。
・人にどう見られているかとても気になる。
・周囲の励ましをいただいても、すぐに「私なんて」と言ってしまう。
とってもネガティブな状況で。
そんな時に協会を知り、他のシングルマザー、母子支援団体と違って「お金を稼ぐ力を養う」というシングルマザーの経済的収入の底上げを提唱しているところに惹かれて登録。まずは再婚活パーティーに参加、お会いしたかった江成さんとお話しました。
その後、メルマガできぎょう塾を知りました。

●そこから受講する前に、ご相談に来られましたよね?
そうですね。「協会に入って、誰かに必要とされる自分になりたい」「ここには何かあるかも」と思ってご相談に行ったら最後に卒業プレゼンがあることを知り「無理だ~」って思いましたし、かなり迷いました。
当時は、今もですけど、人前で話すなんてとんでもない!と思っていたので、本当は絶対に嫌だったんです(笑)そこから、シングルマザーパワードリームにも出るんですけど、本当に嫌なんですよ。いつまでたっても、やりたくないことの一つです(笑)

●きぎょう塾、受けてみてどうでしたか?
他の起業塾、一般的な創業塾みたいなところを少し見たこともあるんですけど、資金繰りや事業計画なんかの男性経営者向けみたいなイメージだったんです。でも、協会の「きぎょう塾」は、自分の内面を見つめることが主でしたよね。
本当に自信ないんで、きぎょう塾でも結構、ダメダメだった気はしてるんですよ(笑)
最初のプレ講座コーチング授業で「でも、できない」などのネガティブな発言禁止と言われてたが、出しまくってましたし。
仕事をしていくとか人生とかの中で、自分を見つめる時間ってどこかで絶対必要だと思うんです。なかなか、日常ではできないですけど、それに一人でやっても限界があると思うんですね。自分と向き合う時間を持つことができて、グループワークをしてみんなで考えることが多いのでとても良かったと思ってます。自分でもわかっていなかった自分を知ることができました。
自分を受け入れることができないと、人を受け入れることができない。ということや、いろんな褒め言葉などを素直に受け取ることができるようになったことで、周りの人への感謝の気持ちが増えたりしましたね。

●きぎょう塾を卒業後、協会と関わってもらってますがどうですか?
あのね、きぎょう塾の中で書いたこと、文字にしたことが本当に叶ってるんですよ!!
よく文字にすると叶うって聞きますけど、やっぱり「軸ができる」んだと思うんですよ。
以前はよく持っていたビジネスに対してのワクワク感を持つことができましたし、きぎょう塾を受けて江成さんの言葉をもらったことで、今回始めたシェアスペースを始めるきっかけができたんですもん。
講座を受けていくうちに、自分と向き合う時間をたくさん持つことができ、自分でもわかっていなかった自分を知ることができました。その上で、自分ができることが何か?を考えることができました。
結果、自分が幸せでないと人を幸せにすることはできないし、不安や寂しい気持ちに寄り添えたら良いな。一緒に悩んで一緒に笑って元気に過ごせる自分になれたらいいな。
そんな想いで会員さんに何かできないかと思っています。
そして、協会での一番の宝物は、江成さん山木さんを始め、卒業生の中で大切な同志ができたことです。卒業後も 励ましたり励まされたりしながら、私の原動力の 大切な 一部となっています。本当にありがとうございます!
今は、協会の不動産事業部として、会員さんの不動産関連のご相談対応させてもらってます。
新しいビジネスレンタルスペース「Balloom関内」オープンして、そこでランチ会も始めます。

●会員さんに応援メッセージをもらえますか
自分もまだまだ発展途上ではありますが、シングルマザーの経済的自立のお手伝いができたら良いな。と思っています。
ひとりで悩んでいても、解決できないと思うんですね。一歩踏み出すのが怖い人って多いと思うんですけど、何もしないより少しでも動けば必ず何か変わると思うんです。
まず参加してみる、まず聞いてみる、だけでも変わるし。不安って、知らない・わからないだと思うんですね。そんな時の選択のひとつに協会の何か、自分が役に立てればと思ってるので聞いてほしいですよね。
私が始めたのレンタルスペースを、 少額の自己資金でできるビジネスの一つとしてビジネスキームを確立して、私のように一般勤務が難しい方々の収入源の一つとして伝えていきたいとも思ってます。
不安や寂しい気持ちに寄り添い、一緒に悩んで一緒に笑って、女性が自分らしく元気に過ごせるようになれたらいいな。と思っています。