シングルマザーできないをできるへ

【「できない」を「できる」へ変えた!会員さん紹介シリーズ No57】

年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。

本日ご紹介する会員さんは、神奈川県在住の大野さんです。
お家ランチ会の主催でもある大野さんは、シングルマザーの方に住宅を提供する大家さんでもあります。

協会に関わってくれた時から、私たちからみたら自立して、言い方を変えれば成功者だと感じることができる方ですが、本人はとても謙虚、というか自信無さげに話す方でした。これは今も変わっていませんが・・・

大野さんは自分と向き合うことが上手な方だと感じています。
体が弱い、通勤が苦手など、自分の弱点を理解し、それを強みに変える努力が出来る方。
体が弱いとか通勤が苦手、だから「できない」ではなく、だから「どうすればいいか?」を常に考える方です。

その答えが大家業だったようで、今でも各地に物件を所有し、そこで暮らす方の生活を支えてくれています。

シングルマザー紹介:自分に関わる人たちが、笑顔で、幸せな時間を過ごしてほしい

大野さんからのコメント

私がシングルマザー支援協会のイベントに初めて参加したのは、2016年の春頃でした。

離婚後、フルタイムで働いていた私には、母友達はもちろん、シングルマザーの悩みを分け合う人もおらず、誰かと気持ちを分かち合いたいと検索し、江成さんのブログに辿り着きました。

イベント参加後、江成さんに個別相談をして頂いた際に、「大野さんには必要ないんじゃない?」と言われたことを今でも覚えています。

通勤や長時間勤務が難しく、一般の人が普通にしていることが自分にはできない。自己肯定感はどん底。
自分を変えたくて、きぎょう塾に参加したいけれど、卒業発表があると聞き、人前で話すことが苦手な私は数日悩みました。

結果的に、きぎょう塾には心から感謝することに!

自分に向き合う時間を持て、自分でもわかっていなかった自分を知り、人からどう見られているか。
その上で、自分にできることは何か?を考えられるようになりました。

自己肯定感がちょこっと上がり、その後、勇気を振り絞って、できないと思っていた、複数の人前でお話することを始めました。
現在では、女性大家の会のワークショップを主催しています。

ワークショップを始めて9年目。

きぎょう塾で教えて頂いた、抱えられているお1人お1人の課題に寄り添うことに注力し、おかげさまで毎回キャンセル待ちを頂いています。(2024年12月までに延べ1147名の方がご参加)

このワークショップがあることで、孤独になりがちな女性大家さんが、不安や悩みを分かち合い、課題を乗り越えられていく。また、安心して不動産を話し合える場を提供することができています。

私の「自分らしく生きる」は、

自分に関わる人たちが、笑顔で、幸せな時間を過ごしてほしい。

それを教えてくれたのは、シングルマザー支援協会です。

人生の宝物として、今後も大切にしていきたいと思っています。

※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。