
【「できない」を「できる」へ変えた!会員さん紹介シリーズ No69】
年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。
本日ご紹介する会員さんは、神奈川県在住の山口さんです。
山口さんの印象は「色んなことを乗り越えてきた人」です。
頑張っていることは間違いないけど、時々いっぱいいっぱいになってしまうようです。
それでも頑張り続けることができるのは、きっと目標があるのでしょう。
ゆっくりと、山口さんの目標を聞いてみたいです。自然と責任を持つ物事に取り組むことができる。
だから稼げるんです。
自分では意識していないと思いますが、自分にとって「当たり前」だと思っている「他人より優れた資質」に目を向けることで、ゆとりができると思います。

山口さんからのコメント
私がシングルになったのはちょうどコロナ禍の2021年夏です。
当時、元夫と会社経営をしており、会社役員と小学生低学年〜幼稚園の子の3人の子供達の子育て、家事をあくせくしながらこなす日々でした。
昔気質の性格の元夫でしたので会社経営は協働でしたが、家事育児はワンオペ。
今思えばその経験があったから逞しく生きてこれてるのかなとも今思っています。
その後、私は私と別れたら元夫は駄目になるのを分かっていましたが、元夫から離婚をしたいと言われたのと、DVと浮気に耐えられず限界だったため離婚。それから半年後に彼は自死しました。
保険金は下りず、会社は負債が多く、子供達のための財産は全て放棄せざるをえませんでした。
1年間で離婚と死別、私のメンタルは相当やられましたが、底辺まで行ったら上るしかないんです。
私しか子供達は守れない。子供達に不便はさせたくない。
その気持ちだけは大事に今は日々の仕事を頑張っています。
新築一戸建ても買い35年ローンを抱えましたが、今しかできないとやれることはなんでもやりたいとやっています。
もちろん、メンタルは時に弱る時もありますが、今は職場や友達が支えてくれ、全てを自分1人で背負わず誰かに頼っても良いんだよと声をかけてもらえるようになりだいぶ気持ちが楽になってます。
ようは、自分の気持ち次第。
幸せは自分の気持ちが決めます。自分が幸せじゃないと子供達も幸せにできない。ママの笑顔がどれだけ子供達を幸せにしているか。
忙しい日々でも、子供達と笑顔で毎日会話する時間を、短時間だったとしても大切にしています。
子供達の今は有限、自分の時間も有限。
だからこそ、日々の何気ない時間を大切にしたいですね。
※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。


