【自分らしく生きるシングルマザーは自立している!会員さん紹介シリーズ No35】
年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。
本日ご紹介する会員さんは、東京都在住の八木さんです。
女性には珍しい、リフォームの職人さんです。協会登録時から自立はされていました。
彼女は職人。女性には多くない仕事をしていました。
最初に会ったのは、「ハッピーチェンジ講座」という、協会初期の講座です。
しっかりと働いているけど、これからの自分をどうしていくか?明るく元気で前向き、でも不安は抱えている時期でした。
そこからきぎょう塾にも参加。「シングルマザーを雇用する会社にしたい!」と自分の目標を作りました。
そんな時、協会に入ってきた補修関連の仕事をお任せすることができ、何人かの会員さんに仕事を教えてもらい実際に技術者を育成してくれました。
いつの間にか、その仕事は八木さんだけの技術として、今も頑張ってくれています。宣言したは夢を叶える。
簡単ではないけれど、追いかけ続けてくれている八木さんのこれからに期待しています。
八木さんからのコメント
私が離婚したのは子供たちが6歳、4歳、3歳の時でした。
それまで実家の家業の八百屋で夫婦で働きながら3人の子供を育ててきましたが、離婚に反対する両親は私を会社から追い出すという奇策にでました(笑)
仕事を失えば子供を育てながら生きていける訳がない、離婚を思い止まるだろうと考えたのかもしれません。
そんな中、友人の紹介でリペア職人の方と知り合いました。
その後、色んな偶然が重なり、その仕事を手伝う機会があり、この仕事で子供たちを育てていくことはできないかと思い弟子入りをお願いしたところ、法人化したばかりのその方の会社で社員として働く事が出来ました。
働く事を厭わない様に育てくれた両親のおかげか、どんな仕事でも必要としてもらえるのなら有難いと思って頑張りました。
8年近く職人として仕事を続け、一人で仕事ができるようになった頃、NHK の番組で江成さんと協会の事を知りました。きぎょう塾の2期の募集を始めるという頃でした。
独立起業したいと考えていたわけではありませんが、自分はこのままで良いのか?と考えていた時期だった様に思います。
ハッピーチェンジ講座からきぎょう塾を受講する中で、今も心に止めている言葉は「必要とされる人になりなさい」という言葉です。
働く事しかできない自分が悩みだったのかもしれません。
働くことが当たり前過ぎて意味付け出来ない不安というか、自分の人生はこれであっているのかな?という思いで答え合わせを探していたのかもしれません。
きぎょう塾の中で俯瞰することを学びました。
自分自身を俯瞰で捉え必要とされる人であるかを問いながら仕事と向き合うようになりました。
私にとって、これは問題集の最後のページにある回答集をめくるようなもので、日々の自信に繋がるものとなりました。
協会の繋がりで2017から始めた浴槽リペア事業は今年で丸7年が経ちます。
当初集客もままならず初年度の売り上げは70万円足らず、きぎょう塾の仲間の鈴木さんと共にアメブロによる集客から始まり、ホームページの作成、作業ブログを続け、現在では年間800~900万円の売り上げを立てる様になりました。
最初の3年、次の2年、更に5年と未来を考えて迷わずに取り組めているのは、自分の取り組みの根底にある必要とされる人になることというミッションがあって、日々答え合わせをすることが楽しくて続けて来れたのだと思います。
シングルマザーを雇用する会社を作るには、まだまだですし、体が動くうちには間に合わないかもしれませんが、必要とされる人であり続けたいのでこれからも頑張ります!
※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。