
【「できない」を「できる」へ変えた!会員さん紹介シリーズ No55】
年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。
<今日は山木さん作成です!>
本日ご紹介する会員さんは、なんと!会員番号1番の江成道子さんです。
はい、皆さんご存じの日本シングルマザー支援協会代表理事です。江成さんも会員さんなんですよ。
12年前、それまで働いていたメーカーのラウンダーを退職し、退路を断って協会を1人で立上げられました。
その頃は、今のようにお取引企業があるわけでもなく、会員さんも100名ちょっと。 初めて出会った印象は「ちっちゃい・・」その小さな体のどこからでてくるのか、パワー溢れる人でした。
そのパワーで様々な企業様や人脈とつながり、がむしゃらに進んできました。
自分のやりたいことに向かっていく力は、とても強くて諦めないんです。
そんな江成さんでも、創業当初は不安でいっぱいな日々だったと思います。
「こんなことしてて、なにになるんだろう・・」 「この企業からもらった仕事、私が働いてみようかな・・」 なんて、言葉がでることも一度や二度ではなかった。
そんなプレッシャーゾーンを乗り越え「できない」を「できる」に変えた一人目は、間違いなく江成さんだと思います。

江成さんからのコメント
振り返ると、人生の転機はいくつもあった。
そのどれも、今思うと「もしあの時行動しなかったら?」と想像すると、ゾッとすることばかり。
その時その時は、行動しない方が楽だったと思うけれど、10年20年経った今考えると、今のこどもたちとの笑顔の生活があるのは、私が挑戦したからだと自分を褒めたいなと。
母子家庭だったし、母親は自由奔放だったし、学歴もないし、頭もよくない。でもなぜかポジティブだった。このポジティブさだけが私の取り柄なんだと今も思います。
それでも何をやっても上手くいかない時は攻撃的だったなと反省。
その時、私に攻撃された方に謝りたいです。と同時に、そんな私を見捨てずに関わり続けてくれたことに感謝も伝えたい。
生活が落ち着けば攻撃性は必ず無くなります。
攻撃性ではなく、自虐性の方なら、自分を信じることができるようになります。
先ずは生活を安定させることが、どれだけ重要なことか、私は身をもって知っています。
協会を立ち上げて相談をたくさん受けるようになった後、更にその重要性に気付くことができました。
だからこそ、自立支援に特化した活動を協会は続けています。
※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。