
【「できない」を「できる」へ変えた!会員さん紹介シリーズ No39】
年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。
本日ご紹介する会員さんは、山田さんです。
最初に相談に来た時は生活保護を受給されていました。離婚後、手当も生活費に入れてパートをしていたので生活はギリギリ。こどもの不登校がはじまり一気に生活が困窮する。
その後協会を知って相談。
「資格を取って介護で頑張りましょう」とアドバイスすると資格を取得し働きだす。
正社員になったことで収入が安定し生活保護を抜けだすことに成功。年収も300万円を超える。
まだ目指す生活はこの先にあると思いますが、こうやってしっかりと一歩ずつ歩める力は、多くのシングルマザーのお手本になります。

山田さんからのコメント
子供がいずれ大きくなってから正社員や安定した仕事に就けばいいと思って、離婚前からパートで働いていました。
扶養手当も生活費として計算し、足りない分を働くイメージで離婚をしてからもパートを続けていました。
しかし、子供の発達障害により急なトラブルや送り迎えの必要により勤務を削ったりして生活はその月をなんとか乗り越える感じに。
やりくりしていると、予定外の出費というものも必ず出てきて、そのうち、養育費も止まってしまったり、実家の家族が病気になるなど予想外のこともあり、最終的には生活保護を受けることになりました。
読みが甘かったと思いました。
もし離婚前から、正社員としての何らかの勤務経験とスキルを積んでいれば家計の変動があっても乗り切れたかもしれません。
シングルマザー協会さんのような就職相談を早めに受けていれば、何か解決する方法が見つかっていたかもしれません。
生活保護を受けているという事実に対しても人目が気になり、惨めで苦しかったです。
相変わらず子供の悩み事は子供が何歳になっても起こりましたが、思い切って生活を変えたくて、シングルマザー協会さんに連絡を取りました。
私には介護が向いているのではないかとアドバイスを頂きましたが、介護職は実は若い時に勤めてから諦めてしまったことがありました。
でも、たくさんの人の就職相談に乗ってきた組織にはそれだけの知識と知恵と経験があるはず。そう思ってすぐに資格を取り、初めから正社員として未経験チャレンジ。
やはり人手不足の業種のため、介護事業所の面接の手応えは最初から十分にありました。
正社員のため、安定してお給料も貰えて安心して生活ができる。子供にも服を買ってあげられる。
施設も若い時に勤めたような形態の施設だけではなく、介護職の人に聞いてみても本当に色んな形態の施設があります。
それぞれの施設で上司の当たり外れや自分の向き不向きもあったり、自分で探すとなると悩むぐらい選択肢があるかもしれませんが、紹介なら長く働きやすい職場がすぐに見つかるかもしれません。
あの時に相談して、その勢いでアドバイス通りに行動していなければ今の安定した生活は叶えられていなかったし、この先に繋がるものもなかったと思います。
(協会に相談した勢いで役所に子供の問題について相談に行き、うまく問題解決したことも就職がうまくいった要因にあると思います。)
誰かに相談することで希望が見つかり、道が開けたり問題が解決するのだなと思う体験でした。
この先ももっと収入を上げて、子供の幸せを叶えていきたいと強く思います。
シングルマザー協会さんに出会えてアドバイスを頂けたこと、とても感謝しています。
※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。