
【「できない」を「できる」へ変えた!会員さん紹介シリーズ No62】
年間100名を超えるシングルマザーが自立しています。その中のほんの数名の方ですが、皆さんの道しるべになると思います。共感できる方の真似をしてみてください。
本日ご紹介する会員さんは、神奈川県在住の熊谷さんです。
マスカットってご存知ですか?協会の副業紹介のことです。熊谷さんはマスカットで大活躍してくれています。
協会に最初に相談があった時は、今後の働き方を模索していた時期だと思います。
雇用されて働く、もっと現在の仕事を伸ばすなど、方法はありました。
結果的にフリーの仕事とマスカットの両立をされています。現在は人材紹介研修にて中心となって活躍してくれています。
店頭販売をお任せした時は、担当の方に「次も熊谷さんでお願いします」と、指名が入るほど販売も上手。
タイムマネジメント攻略が上手なことで、自分らしく働くことを実現させているようです。

熊谷さんからのコメント
離婚直後は、とにかく息子との毎日をやり過ごすだけで精一杯でした。
稼がねばと焦るのに思うように心が立ち上がらず、誰も知り合いのいないこの地で、今の自分に何ができるのかまったく見えない真っ暗な状態でした。
ちょうどその頃はコロナ禍の真っただ中。
バイトなどで繋ぐも、全国一斉休校から明けた後は元々不登校気味だった息子が転校先でも行き渋りになり、私が仕事で家を空けたら息子はホントに一人ぼっちになってしまう…だけどこのままでは母子でダメになると、罪悪感と焦りと不安が限界値突破。
もう1人ではがんばり切れないと、思い切って協会の江成さんに相談したのはそんなときでした。
ダメ出し覚悟で頭に描いていたフリーの仕事のことを話し、「一年がんばってみよう!それでだめなら仕事に就こう!」と言ってくれたときから、私の挑戦が始まりました。
フリーランスでの仕事はもちろん簡単じゃなかったし、立ち上げたばかりで安定収入なんて夢のまた夢。
ですが、その後も協会から紹介して頂いた人材研修のお仕事で、暮らしの糸口が見えてくるばかりか、同じシングルマザーの同僚もできて、いつだって相談にのってくれる環境ができて、店頭実演販売のお仕事も経験させて頂いて知らなかった自分との出会いもあったり、「がんばれる環境」の中にいることでやっと失っていた自信を取り戻していくことができました。。
これが今でも私の何よりの支えであり原動力。
たくさん頼らせて頂きながら、2つの仕事を続けてもう5年になります。
今ではもう収入の心配がほぼ手放し、今年のはじめには息子と母をディズニーリゾートに連泊旅行に連れていく夢を叶えることができました。
塞ぎ込んでいた息子も、この春から中学に進学。
毎日制服で登校し、部活にまで入ってくたくたになるまで日々がんばっています。
先日、「ママもずっとがんばってるもんね」って息子が言ってくれたとき、これまでのすべてが報われた気がして、息子が寝た後にこっそり涙を流しました(笑)
あのとき背中を押して頂いて、怖くても一歩踏み出して、本当によかったと思っているし、このような環境を下さった協会には心から感謝しています。
ひとりじゃなかったから、私はここまで来ることが出来ました。
今、もし不安の中にいる方がおられたら、ほんのちょっとがんばって勇気を出して、頼ってみてほしいと思います。
その一歩が未来を変える始まりになると、自分自身の経験から確信しています。
※日本シングルマザー支援協会の「自立」とは、少しでも貯蓄ができていて、未来への希望を持てる状態を言います。